2013年04月03日

★不適切な組織マネージメント

組織が嫌いだった。

特に巨大組織ほど。

これは、私の組織への無知からくる。

20代に会社を4つ変えた。

組織がホトホト嫌になり、独立した。

私が在籍していた企業は、どれも、

誤った組織観で、不適切なマネージメントを行なっていた。

私が、嫌っているのは、そういう組織だ。

恐らく、組織のうち、適切なマネージメントを行なっている

ものは、全体の95%もないだろう。

その適切な5%でさえ、高度な問題と軋轢と、

ストレスを抱えている。

正しい組織観とは、

「個人の強みを発揮させ、その弱みを帳消しにする道具」

ということだ。

すると、適切なマネージメントとは何かが見えてくる。

私がはじめて就いた仕事は新聞記者だった。

強みは、行動力だった。

1日に何本もの取材をこなした。

しかし、字や言葉のミスが多かった。

私の上司は、その弱みを徹底的に攻撃した。

私は、仕事へのやる気を失った。

今思うことは、この時の上司のマネージメントは

明らかに誤っていた。

自らのチェック機能を強化して、ミスは大目にみて、

とにかく、私に多くの取材をさせればよかった。

結局、私は1年でそこをやめた。

その会社は、私に500万円程度の投資をして、

それをパーにした。

その会社は、社員の離職率が高い。

悪い投資効率だ。

人の弱みを普通のレベルに向上させるのは、

学校のすることで、企業のすることではない。

その会社のまずかった点は、

その上司をマネージメントする機能が欠如していた。

経営者が老齢すぎて、

現場に顔を出すことがなかった。

誤ったマネージメントを放置していた。

誤ったマネージメントは、その企業の伝統になっていた。

誰も、不適切だと気づいていなかった。

上司の役割は、社員を怒鳴り、

そのモチベーションを奪うことだった。

私も、ここで社員を雇った。

私は、正しいマネージメントに心がけたい。




Posted by DR.まーぽん at 07:11│Comments(2)
この記事へのコメント
関さんの新たなステージの展開を楽しみにしています。
お陰様で、19日に『毎日が革命2013』電子版が配信されます。
Posted by 臼井正己 at 2013年04月17日 18:29
こんにちは。
ブログ読ませて頂きました。
いろいろ教えて頂きたいなと思います。
Posted by heartheart at 2013年04月23日 18:27
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